県内初の出店となる会員制量販店「コストコ」と東近江市が5日、開業に向け、連携協定を結びました。東近江市での開店は、来年8月の予定です。

東近江市役所で開かれた締結式では、小椋正清市長と「コストコホールセールジャパン」のケン・テリオ日本支社長が協定書に署名し、握手を交わしました。今後、地域経済の活性化や災害時の協力などに連携して取り組むとしています。

東近江市中小路町で計画が進められている「コストコ東近江倉庫店」は、県内では初の出店となり、敷地面積は約6万2000平方メートル、来客用の駐車台数は750台を確保するということです。

従業員の雇用については、8割から9割を県内から採用し、地元を優先する考えを示しています。

なお、心配される交通渋滞に関しては、コストコが道路を拡幅して右折レーンを設置したり、出入口を複数にしたりして対策に取り組んでいるということです。

今後、建築工事などを進め、来年8月の開店を目指すということです。